電動ハイブリッド自転車って何?

(*注 : メーカーにより、『電動アシスト自転車』、または『電動ハイブリッド自転車』と記載していますが、双方とも意味内容は全く同一です。)



  電動ハイブリッド自転車について、ご質問が多い事項を
いくつか簡単にまとめてみました。


           @こぐ力をモーターが補助、だから坂も楽

                    こぐ力をモーターが補助しますので坂道でもラクラク。
                    センサーの働きでモーターの補助力を細かく制御。発進も滑らかでスピードが出過ぎる
                    心配もありません。一定速度(時速24km)以上になると、モーターの補助はストップする
                    安全設計です。新基準対応車では、時速10Km未満の低速域において、人力に対する
                    モーターの力の比率(アシスト比率)は最大1:2となります。
                    そして、時速10Kmを超えると次第に弱まって、時速24kmでアシストはゼロになり通常
                    の自転車走行になります。ですからスピードが出過ぎる心配はありません。




         A1回の充電で12〜90km走る高性能(*1)

                     バナソニック電動ハイブリッド自転車を例にとりますと、1回のフル充電で、3Aリチウム
                     イオン電池(バッテリー)搭載車の場合、標準モードにおける一般路走行は12km (*1)走行
                     可能。標準モードにおける一般路走行が90km (*1)可能という16Aリチウムイオン電池(バッ
                     テリー)搭載車もラインナップしています。
                     アシスト電流をセーブして添え高距離を伸ばすモードも装備していますので、上手に使えば
                     さらなるロングランも可能です。


                          *1 走行距離測定方法:
                            ●1充電あたりの走行距離走り方は
                              一般路走行‥‥‥‥平坦路1kmを3カ所、勾配3.5%(2度)で1kmの坂道の上り下りの合計5kmを
                                           繰り返し走行し計測 
                              平坦路連続走行‥‥平坦路を発進停止無しで連続して走行した場合(速度15km/h、変速ギヤHi) 
 
                            ●1充電あたりの走行距離は走り方・道路状況により大きく変化します。
                              (発進・停止の回数・車載重量・坂の勾配・気温・充電状態・バッテリーの性能低下など。)  
 
                            ●上の表は車種・サイズ・走り方・走行モードごとのアシスト走行できる距離の平均的な目安です。
                              走行条件はバッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑
                              乾燥路面、無点灯、無風状態にて計測したものです。 

                          <ご注意>
                            ★走行距離はあくまでメーカー発表数値です。メーカーテストコースにおいて、フレッシュなバッテリーを、
                             最適条件下で充電。各社の測定基準に基づいて測定し、発表しているため、自動車のカタログ公表燃
                             費数値と同様、実際の使用条件下におきましては、公表数値まで達しないケースが往々に見られます。
                              メーカーや、バッテリー・モーターユニット等の状態、走行条件により一概には言えませんが、バッテリー
                              やモーターユニット等の状態が良好な場合で、一般市街地で標準とされる走行基準をベースに2〜3日で
                              再充電する使用頻度でみておりますと、一般的に、当店の経験では、1回の充電における走行距離は、
                              メーカー公表の数値の70%位、良くて80%位になるケースが多いようです。あらかじめご承知おきください。


         B免許不要。歩道も走行できます。

                     電動ハイブリッド自転車は自走はしません。
                     こぐ力を常にセンサーが検知し、最大でこぐ力と、最大でこぐ力の2倍分の力をモー
                     ターが補助するシステムです。だから自転車と同じ扱いで、免許不要。
                     また、自転車と同じ扱いなので、歩道走行や一方通行出口からの進入といった道路
                     交通法上も、基本的に従来の自転車基準に準じますから心配ありません。

         Cバッテリーも着脱可能。だから充電も簡単。

                     電動ハイブリッド自転車はバッテリーをワンタッチで簡単に取り外し、専用充電器を用い、
                     ご家庭のコンセントから<100V>充電が容易にできます。
                     充電1回の電気代も約5〜10円と経済的です。

         D『リチウムイオンバッテリー(電池)』搭載
           だからリフレッシュも不要。継ぎ足し充電OK。

                     リチウムイオンバッテリー(電池)は、メモリー効果 (*2)がなく、継ぎ足し充電も可能です。
                     最近の電動ハイブリッド自転車に搭載されているリチウムイオンバッテリーはリチウム
                     イオンの中でも大容量、高耐久、しかも、低温時の出力特性に優れた3元系リチウム
                     イオンバッテリーを採用しています。 
                     そして、充電器はスタンド型を採用し、バッテリー本体だけでなく、充電操作の簡便化も
                     実現。毎日快適にお使いいただきたいとの想いから、バッテリーの扱いやすさも追求し
                     ています。
                       
                       *2 メモリー効果とは:
                              バッテリーを使いきらない状態で充電・放電を繰り返した場合に、バッテリー残量が見かけ上、低下する現象。

                           <ご注意>
                            ★各社共、Ni-Cd(ニカド)バッテリー・Ni-MH(ニッケル水素)バッテリー車種はバッテリーの性格上、メモリー効果が発生
                              しますので、おおよそのめどとして、充放電10回に付、1回程度の上記リフレッシュが必要となります。
                              YAMAHAもNationalも、Ni-Cd(ニカド)バッテリー・Ni-MH(ニッケル水素)バッテリー搭載車種は、全て『自動リフレッシュ
                              機能』が標準搭載されています。
                              
                            ★リチウムイオンバッテリーはバッテリーの性格上、メモリー効果は発生致しませんので、上記リフレッシュは不必要です。
                             従いまして、『リフレッシュの必要性』表示機構や『リフレッシュスイッチ』等は全く不要、『自動リフレッシュ機能』も不要に
                             付、ついておりません。

                            ★National/Panasonic、YAMAHAのリチウムイオンバッテリーには『バッテリー残量』のほかに、『バッテリー交換の目安』等
                              の一部バッテリー状況把握機能がついています。



         Eバッテリーの充電量がなくなっても走行可能。

                     万一、走行中・停止時にバッテリー充電残量がなくなっても、モーターがこぐ力を補助する
                     ことはできませんが、普通の自転車として走行できるので安心です。

                          <おしらせ>
                            ★2002年春以降、新発売しましたNational/Panasonic電動ハイブリッド自転車は、トルクセンサーにギヤを使用しない
                             非接触磁歪式トルクセンサーを新開発、搭載することで、ギヤによるエネルギーロスがないため、電源オフ時でも一般
                             の自転車とほぼ同じ、軽く快適なペダリング(踏み心地)になり、従来型ユーザー様から、驚愕の声をいただいています。
                             同様に、YAMAHAも2003年春以降、新発売しましたYAMAHA電動ハイブリッド自転車にもNational/Panasonicと同様、
                             トルクセンサーにギヤを使用しない非接触型トルクセンサーが搭載され、電源オフ時でも一般の自転車とほぼ同じ、軽く
                             快適なペダリング(踏み心地)がえられるよう、大改良されました。



リチウムイオン電池って何?


  最新の電動ハイブリッド自転車に搭載している『リチウムイオン電池』について、
ご質問が多い事項を、いくつか簡単にまとめてみました。


                      <注:リチウムイオン電池搭載の電動ハイブリッド自転車は、2003年12月現在、NationalデラックスVivi(ビビ)・
                         NationalエクセレントViVi(ビビ)、NationalチャイルドVivi(ビビ)の3シリーズ9車種のみとなっております。>


           @電池が軽い、大容量蓄電が可能。

                    今まで一般的に電動ハイブリッド自転車に搭載されていたニッケル水素バッテリー(Ni-MH)
                    と比較して、リチウムイオン電池は同じ容量なら重さが1/2にできます。
                    逆に、同じ電池の重さなら、リチウムイオン電池は2倍の蓄電容量を持つ、まさに軽くて
                    大容量のエネルギーソース(蓄電池)ということになります。
                    したがって、リチウムイオン電池搭載車は、電動ハイブリッド自転車の車重を、より軽くも
                    できますし、従来同様の車重を維持した場合でも、リチウムイオン電池搭載車は、1回の
                    充電でより長い距離が走れるように設計することも可能です。

                           <ご注意>
                            ★リチウムイオン電池は上記の優れた特性から、バッテリー自体の寿命が長いのでは?とお考えになる方が多いよう
                              ですが、バッテリーの耐用年数(寿命)は、リチウムイオン電池も、ニッケル水素電池も、ニカド電池も、その寿命は
                              ほぼ同一です。メーカーの取扱説明書によると、リチウムイオン電池も、ニッケル水素電池も、ニカド電池も、その
                              寿命の一つの目安は『2年もしくは充放電500回未満』と記載されています。

         Aメモリー効果現象がないから、リフレッシュ不要。

                     従来のニッケル水素電池(Ni-MH)やニカド電池(Ni-Cd)と異なり、リチウムイオン電池は、
                     電池が切れる前に充電を重ねても充電容量の低下は生じません。
                     だから、リチウムイオン電池は面倒なリフレッシュ充電が不要。使った分だけを継ぎ
                     足し充電するだけで、常にベストコンディションで100%利用できます。

                           <ご注意>
                            ★リチウムイオン電池は上記の優れた特性がありますが、『過放電』に関しては致命的なリスクを負います。
                              バッテリーが空の状態のまま、長期間放置すると『過放電』状態となり、リチウムイオン電池は『過放電』
                              状態が過度になると『スリープ現象』をおこしてしまいます。
                              ご使用後、過度な『過放電』状態による『スリープ現象』が生じた際は、バッテリーの復旧は不可能になります。
                              従いまして、リチウムイオン電池搭載車は、最後にご使用になった時の蓄電容量により『過放電』状態になる
                              時期は異なりますが、一般的には、全くお使いにならなくても、2ヶ月に1回は必ず充電していただき、過度
                              な『過放電』状態による『スリープ現象』を未然に防いでください。
                              ちなみに、期間や程度の違いはありますが、ニッケル水素電池(Ni-MH)やニカド電池(Ni-Cd)も『過放電』状態になり、
                                       最悪の場合、使用不能に陥りますので、全くお使いにならなくても、2ヶ月前後に1回は必ず充電してください。



         B環境にやさしくなった電池。

                     カドミウム・鉛・水銀などの環境規制物質を含まない、地球環境にやさしいクリーンな
                     電池です。


         C高耐久バッテリーで長寿命。

                     従来のリチウムイオンバッテリーは充電回数300〜350回でバッテリー能力が半減し、
                     満充電時の走行距離が激減してしまい、一般的に充電回数500〜550回で電池の最終
                     寿命を迎えました。
                     しかし、近年のリチウムイオンバッテリーは高耐久化を実現し、長寿命。従来より1.5〜
                     2倍の充放電回数に耐えられるようになりました。
                     だから近年のリチウムイオンバッテリーの保証も従来の1年から2年へと保証延長して
                     います。家計にやさしい、経費削減でうれしいニュースです。





                ★電動アシスト自転車のことで、おわかりにならないこと、
          ご質問等がございましたら、お気軽にお電話ください。
          ご説明申し上げます。

〒160-0022   東京都新宿区新宿6丁目7番2号 
Bicycle Shop Ishii <石井輪業>
                TEL.: 03-3352-8489

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